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Webカメラプログラミング環境構築つづき

opencvのコンパイルテストの覚書.
WinXPのコマンドプロンプトを使ったバージョン.

http://opencv.jp/sample/simple_gui.html
の最後にあるカメラキャプチャがうまくいくかどうかを確認.

設定すべき項目は,以下の環境変数.
INCLUDE : ヘッダファイルを読み込むパス.
LIB : ライブラリを読み込むパス.
LINK : リンクされる.libファイル.

それぞれにopencv関連のパスを追加.
デフォルトインストールで1.0なら次のようになるはず.

INCLUDE:
C:\Program Files\OpenCV\cv\include;
C:\Program Files\OpenCV\cvaux\include;
C:\Program Files\OpenCV\cxcore\include;
C:\Program Files\OpenCV\otherlibs\highgui;

LIB:
C:\Program Files\OpenCV\lib;

LINK:
cv.lib cvaux.lib cvcam.lib cxcore.lib highgui.lib

環境変数が適切に設定されたかは,
setコマンドで参照することができる.bashのexportみたいな感じ.
システム環境変数だと再起動するまで変わらない?
ような気がするので注意.

これでコンパイルは通る.
が,dllが見つからないといわれるので,
C:\Windows\system32\に
C:\Program Files\OpenCV\bin\*.dll
をコピー.
カレントに置くのでもいけるはず.

これで動作確認はできた.

Webカメラプログラミング環境構築

目的としては,
安価なセットで今やっている研究のようなことを自宅で実現できるように.

現状,研究室で使っている研究室独自のライブラリがかなり充実しているので,
その中身について自力でやれといわれたら結構大変.不可能ではないけど.
ただ,研究室に在籍している間しかその恩恵には預かれないわけで,
ついでに言うなら簡単で安く手に入る環境で動いてくれたほうがいいわけだ.
ビジョン屋なので原理的にはPCとカメラがあればいいはずなのだ.

とりあえずWebカメラを買ってきた.
LogicoolのQcam Communicate STX.
予算5000円で一番よさそうなの.
前に秋葉原で買った1980円のカメラはフレームレートが遅すぎてぶれがひどかった.
これもまあ速く動かせばぶれはするんだけど,
フレームレートのおかげかまだましな感じ.
グローバルシャッターじゃなきゃ原理的に動けばぶれるんだけどね...

あとはPCにOpenCVをいれた.
やったことないけどKLTもWin32ネイティブで動くらしいのでソースを持ってきた.

あとはとりあえずカメラからキャプチャしてunsigned charの配列に落とせればいいんだけど
OpenCVのキャプチャ関数で大丈夫なんだろうか.
研究室ではDirectShowを使っていたが.

工学ナビに関連ページのリンク集があった.

Windowsでビデオキャプチャを作るための参考資料まとめ
http://www1.bbiq.jp/kougaku/link_videocap.html

今日は遅いので,後日試そう.

既知パターンを画像中から探すにはどうしたらいいのか

個人的メモ.
ARToolkitでやってるあれです.
ついでに言うならOpenCVとかで使われている
Zhangの手法に基づくキャリブレーションでも
チェスパターン認識やってます.
というかQRコード認識もこれ.

高速且つ頑健にやるにはどうしたらいいんだ?
というのがちょっと疑問に思ったので.

まず間違いないのは,既知パターンと画像中のパターンのマッチングをとる.
単に既知パターンをアフィン変換しまくってさがすのではコストがやばいので
特徴点抽出とその並びからマッチングを取る.
方向性としてはこれでまちがいないはずだが.

特徴点抽出だとKLTとかSIFTとかありますが,
KLTの場合選択に再現性があるかどうかがわからない.
SIFTはそこを何とかしているのだけど重い.
ただ,既知パターンが二値画像ならもうちょっと楽なのか?
チェスパターンの場合はおそらくクロスパターンを出せさえすればよさげ.
Haar基底とかか?

あとは発見フェーズの先で追跡フェーズに移行する方が効率がいい.
ここで平滑化をおこなえば基準座標が飛んだりはしないはず.
カルマンか.パーティクルフィルタか.
特徴点の探索範囲を絞って探索自体はやめない方式ならロバストになるだろうか.


そもそもなんで自力でこんなことをやろうとか思ったかというと,
画像処理に関しては既存のライブラリの充実振りがすさまじく,
そこにある数理的な原理やコーディングプロセスが略されることが多い.
そのおかげでいろいろな成果がすぐ出せるのは間違いないんだけれど.
ライセンスの問題とか細かいチューンの問題とかをクリアするには
自力で実装できたほうがいい.

ワンフェスで事故・結局どうだったの?

一転,定員オーバー説が濃厚になってきています.

が,いったいどれが正しいのか.

エスカレーター急停止:ステップに3〜4人…荷重超え? - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080804k0000e040061000c.html

エスカレーターの多くのステップには3〜4人が乗っていたことが分かった。



ちょっとまて.
二人乗りのエスカレータの一段に四人も乗れるか.
仮に乗れたとしても複数段にそれだと別の要因で動かん.

中日新聞:重量超過が原因か 東京のエスカレーター逆走事故:社会(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008080402000250.html

同庁は当初、踏み台1段に2人が乗っていたと想定し、120人が乗っていたと算出した。その後、多くの踏み台に3人が乗り、中には4人が乗っていたことも判明した。



こっちの記事といっていることは微妙に同じだが与える印象が違いすぎる...

あと,岡田さんは上から見ていた情報だったけど,下から見ていた人もいたわけで.

WF2008夏終了 (ルリ御殿日記)
http://www.rurigoten.com/blog/2008/08/wf2008_1.html

すたすた歩いていってエスカレータ下に到着したときには、すでに昇りに動いているエスカレータの上に数十名がぎゅうぎゅうに詰まってて、みんな殺気立っててステップに2,3人が乗ってるくらいの寿司詰め状態。



新聞記事に近い感じの情報です.


原因はどうであっても,やっぱり混雑しすぎるのは問題の種です.
上で紹介した方が最後に書いていますが,

版権システムなどによる個数制限があり、早い者勝ちであり、転売が横行する現状で、参加者側のモラルに頼ることはできないと思う。
設備側や運営側での安全対策に期待します。
ずっと規模が大きいコミケがうまくやっているわけですから。



早い者勝ちにならないようなシステムとして,
前回冬コミでは時間ごとに放出量を決めているサークルもありました.
タイムシフトはずいぶん前にワンフェスでもあったはずだけど.
あとは抽選方式とか.
コミケが非常にうまくやっているというのは同感です.
あとは転売ヤーがどうにかならんかな.

ワンフェスで事故が及ぼす影響についての危惧

もう少しこの話題.私見バリバリですが.

今回の件の原因がどう転んだとしても,
この類のイベントが色々まずいことになると思います.


問題点その一.人が多すぎる.

例大祭のときも問題になったように
会場のキャパシティをはるかに超えている状態だと思います.
とはいっても他にあれだけの人数を捌けるところはないでしょう.

特に東方は人数の流入がこれまでのどのブームよりもすさまじく,
しかも流出もほとんどないように思えます.
東方に限らずコミケもワンフェスも年々参加者が増えています.

かつて,膨張しすぎたワンフェスがリセット宣言と称して
開催を一度見送り,方針転換を図ろうとしたことがありました.
そのリセットのかかった回で東全館を使っている状況でした.
規模からすると,今はリセット直前よりもさらに膨張していると思います.

もし,イベント運営側の責任を問われる事態になった場合.
すべてのイベントがビッグサイトでの開催が難しくなると思います.


問題点その二.会場がない.

現状ビッグサイト以上の会場キャパシティを持つ施設はなかなかありません.
また,幕張はコミケが追い出されたという経緯があったり,
去年都産貿で一部イベントが開催を断られる事態がありました.

ビッグサイトの施設運営に問題があるとされた場合,
これまたすべてのイベントがビッグサイトでの開催が難しくなると思います.
そうなると正直やる場所がない.


問題点その三.色々と偏見が根強い.

たぶんどうあれ今回の事故は「オタク動物園でこんなことがおきました
普通の人には関係ありませんよ面白いですね」的な報道をされるかと思います.
非常に不本意ですが彼らは信用できません.

が.
ビッグサイトは何もこういうイベント専門でなくて
商業展示会なども普通に行われる.一般的なイベント会場です.
普通の人にも十分関係がある問題です.
ということが,きっと伝わらないままになるだろうということが一番怖い.



とりあえず,直近のコミケが心配されるところです.
...行けないんですけどね.

Appendix

プロフィール

  • Author:弥尋
  • 某大学でロボットの研究をしている
    博士課程の院生です.
    興味のあるものは,
    コンピュータやプログラム関係,
    音楽やら演技やらもろもろです.

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